ベテランITエンジニアの記録
業務委託の「ここを注意せよ!」
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会社に所属し、IT技術者として仕事をしてきた方の中には、契約社員や派遣社員として仕事をしていた方もいると思います。そんな方の中には、契約更新時に「今回からは、業務委託契約になるから」と会社側から言われた方もいると思います。そんな方の中には、「仕事があるのであれば、構わない」と簡単に考えている方もいれば、「どうして、突然契約内容が変わったのだろう?」と不安に感じている方もいると思います。

では、退職後の業務委託によるトラブルについてご紹介しましょう。
今まで、契約社員や派遣社員として仕事をしてきた方を突然業務委託契約に変える企業では、経営が苦しくなっているところもあります。そのため、「少しでも、賃金カットをしたい」と考えたり、「責任逃れをしたい」と考え、突然業務委託の契約へと変更を依頼するところもあります。会社と直接契約をしている場合には、労働基準法などに沿って、雇用をしていくことが必要となりますが、業務委託契約となれば、これらの対象とはならないため、会社にとっては負担が小さくなるということになるのです。

「でも、出社しなくても良いのであれば、業務委託の方が良い」と思われる方もいると思いますが、業務委託となれば実質的な収入は減ってしまうことになります。仕事で必要な文具代も、打ち合わせで会社に行く際の交通費も、全て実費負担となります。社会保険や雇用保険などに加入することも出来なくなり、補償がなくなってしまうことになります。時には、仕事が入ってこなくなり、収入がゼロとなってしまうこともあるでしょう。それだへ、業務委託という働き方は、不安定な働き方になるということ。このように、退職後業務委託となった際には、こういったトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。会社側から、業務委託契約への変更を言われた場合には、契約内容をしっかりと確認し、納得いかない場合には話し合いが必要となるでしょう。「退職後の業務委託」で検索すると、注意事項や対策などがいろいろヒットすると思いますので、こちらもあわせて調べておくと安心ですね。

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