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業務委託の「ここを注意せよ!」
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退職による業務委託のデメリット 2015年9月28日

IT技術者として仕事をしている方は、「今の仕事に満足しているけれど、もっと自由に仕事をしていきたい」と考え、退職をして業務委託による仕事を検討している方もいると思います。業務委託となれば、自由に仕事をすることが出来ますから、「メリットが多い働き方なのではないだろうか」と思っている方も多いでしょう。

しかしながら、デメリットも忘れてはいけません。では、退職をして、業務委託で仕事を進めていく際には、どういったデメリットが出てくるのかご紹介しましょう。まず、業務委託として仕事をしていくということは、会社などに所属するわけではなく、事業主として仕事を進めていくことになります。会社に所属している際には、収入や保険といった補償がありますが、業務委託で仕事をするとなれば、これらの補償は全てなくなることになります。収入は、どういった仕事をしていくかによって大きく変わることになりますし、保険などは個人でかけていくことが必要となります。

そのほか、会社に所属していれば、税金などは会社で手続きを行ってくれることになりますが、事業主となれば確定申告などを自分で行っていくことが必要となり、技術職以外の様々な手続きも自分で行っていくことが必要となります。当然、有給休暇といった補償などもなくなることになりますから、病気や怪我などで仕事が出来なくなってしまえば、収入はゼロとなってしまいます。これらを補うためには、保険などに加入し、備えを行っておくことが必要となるでしょう。このように、退職をして、業務委託で仕事をする際にはメリットもありますが、デメリットも出てくることになります。業務委託での仕事を考えている方は、こういったデメリットも理解し、どういったカバーをしていけば良いのかを考えた上でチャレンジすることが必要となります。

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